「白馬岳」の登り方~山頂café推奨ルート~

白馬岳のご紹介

北アルプスの中でも特に人気のある百名山,白馬岳。
氷河によって造られた標高2,932mの山体は切り立った岩肌に高山植物が咲き乱れます。
今回は8月に登山ガイドさん1名を含む6人のパーティーで登ってきました。
大雪渓を登り,白馬大池を巡って栂池に降りる贅沢なコースです!

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行程

8月6日  
7:40 猿倉荘 出発
8:40 白馬尻小屋
  (白馬大雪渓)
11:00 岩室跡
  (昼食は休憩で簡単に済ませる)
12:50 白馬岳頂上宿舎
13:10 白馬山荘
  (休憩,山頂まで15分)
14:00 白馬岳山頂(2,932m)
14:50 生ビールで乾杯!
17:30 夕食
21:00 星空観察会
22:00 就寝
8月7日  
4:00 起床
5:00 山小屋でご来光
5:30 朝食
6:00 白馬山荘 出発
6:20 白馬岳山頂(2,932m)
7:00 三国境
7:40 小蓮華山(2,766m)
9:00 白馬大池山荘
9:20 白馬乗鞍岳(2,437m)
10:20 天狗原
11:10 栂池山荘
11:50 ロープウェイのりば
  (ロープウェイ)
12:00 ゴンドラのりば
  (ゴンドラ)
12:20 栂池高原 下山
14:00 八方の湯 解散

アクセス

  • 東京の方
    新宿→(特急あずさ)→白馬駅→(バス)→猿倉

  • 名古屋の方
    名古屋→(特急しなの)→松本→(大糸線)→白馬駅→(バス)→猿倉

  • 大阪の方
    大阪→(東海道新幹線)→名古屋→(特急しなの)→松本→(大糸線)→白馬駅→(バス)→猿倉

ポイント

猿倉まで自家用車で行けます(駐車場50台)。
満車が心配な人は八方第二駐車場に停めて八方バスターミナルから猿倉行のバスに乗りましょう。
今回はあらかじめ栂池第二駐車場に車をデポしておきました。

参考URL

コメント

2016年8月6日から1泊でガイドさん1名とメンバー5名で登ってきました。

猿倉から白馬尻小屋までは比較的緩やかな登山道を歩きます。
白馬尻小屋には水場・トイレ・売店があります。
水が少ない場合は補給しておいたほうがいいでしょう。

ここからいよいよ大雪渓!今年は雪が少なく,既に秋道。
大雪渓は山から涼しい風が吹き下ろすので暑い夏に登るには最高です。
軽アイゼンは不要でしたが,早朝は雪渓が凍ることもあるため持参したほうがいいでしょう。
雪渓上は落石がいくつもあります。
杓子尾根からの新たな落石に注意して歩かなくてはいけません。
雪渓は実はかなりの急登です。

大雪渓が終わると急な岩場の登りが始まります。
ここも落石があるため座り休憩は禁物。
花の咲く葱平までは歩き続けましょう。
2時間30分ほどで白馬岳頂上宿舎に到着します。

白馬岳頂上宿舎から白馬山荘までは20分。
白馬山荘は日本最大の山荘です。
レストランや医局もあります。ありがたいですね。
生ビールは850円でした笑。

夕食を食べたら夕日を眺めながらゆっくりと過ごしました。
ひと眠りして目が覚めると外は満天の星空。最高ですね~!

2日目は4時に起床。
ご来光は混雑する山頂を避け,白馬山荘裏の高台から拝みました。
朝食を食べて6時に出発です。
頂上までは15分ほど。あっという間に到着して記念撮影をします。

ここから白馬大池山荘まで気持ちの良い稜線歩きが始まります。
氷河によって造られた二重稜線は独特で,左手にはなだらかな雪倉岳と朝日岳,右手には火打山と妙高山,振り返れば白馬三山の切り立った岩肌が楽しめます。

大混雑の小蓮華山を早々に後にして,白馬大池山荘へ。
稜線から見下ろす白馬大池とすぐそばのテント場が綺麗です。
途中でライチョウに会えました!

白馬大池山荘からはゴツゴツした岩場を登ります。
ひときわ大きなケルンを目印に登るとすぐに白馬乗鞍岳に到着。
ここから天狗原まで岩場の下りになります。
岩場になれていないと時間がかかるかもしれません。
天狗原はしばらく木道歩きです。

天狗原から樹林帯を1時間下れば栂池山荘です。
ここでジュースを飲みましょう!笑。
あとは栂池パノラマウェイで降りるだけです(片道1,920円)。
お疲れ様でした!

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