2013年も10月に入りました。いよいよ紅葉がきれいな秋山シーズン突入ですね。暑さを理由に回避してきた“低山”が待ち遠しいです。さて、今回は、前回の流れで、『山頂café~ビギナーのための登山サークル~(以下、山頂café)』の誕生について、お話したいと思います。
前述の通り、スーパー銭湯内での思いつきで始まったわけですが、その思いつきの背景がきちんとあります。笑
2010年~2012年ごろは、“独身一人暮らし”というお金が自由に使える立場であり、仕事も安定してきたため、とにかく欲望のままに登ってきました。「今回はこの山、次はあの山、そして次は…」という感じです。山好きの方であればおわかりですよね?笑
こうしてがんがん登っていると、あることに気付きます。
(いろんな山に毎週一緒に行ってくれる人がいない…。山友達少ないな…。)
と。「一人で行けよ!」と単独行者に突っ込まれそうですが、マイカーを持っていなかったこと、さみしがりやであることから、ひとまず「山仲間」を探すことにしました。その頃、同時並行で、高校で同級生だった野口君(結婚おめでとう!笑)と一緒に社会人のバレーボールサークルを運営していたことから、「社会人サークル」が念頭にあったので、とりあえずインターネットで探していると、あることに気が付きます。
(…なんだかレベル高くないか?)
(…なんだか年齢層高くないか?)
(…入会金とか何に使ってんの?)
(…定例会って?強制参加の飲み会?)
(…なんか規則が厳しそう。)
(…活動範囲せまくないか?)
(…目標とかあるの?ぐだぐだにならない?)
(…そもそも学生と社会人でサークル分ける必要ある?)
(………なんかチャラい)
そうです、「自分が入りたいというサークルがこの世にはない。」ということに気づいたのです。そして、わたくしの性格上、「ないのであれば、作ってやろう!」という発想に至ったのです。
そんなわけで、山頂caféの特徴は下記の通り。
①登山歴が3年未満限定。つまり、あくまで“ビギナー”が対象。
②加入時に39歳以下であること。つまり、“若手”登山者が対象。
③入会金、年会費なし。つまり、金欠病が多い若年層に優しい。
④定例会なし。強制参加は一切なし。つまり、仕事に遊びに忙しい若手のプライベートに配慮。。
⑤規則がゆるい。他のサークルへ帰属しててもOK!しかも脱退自由!
⑥全国の山が対象。なので、メンバーも全国から!つまり、全国に山仲間ができる!
⑦日本百名山制覇が目標!日本で初めて「フリー登山サークル」を目指す!
(※「フリー登山サークル」については、いずれこのブログで紹介予定。)
つまり、サークル活動自体に目標があるため、ぐだぐだにならない!
⑧大学生も大歓迎!つまり、「社会人サークル」という狭いつながりで終わらない!
⑨異性との出会い目的禁止!チャラい人は出入り禁止!
という感じです。
さて、山頂caféの素晴らしさの説明は以上として、こっから本題です。代表である私の考えていることは何か、山頂caféはどこへ行くのか、についてです。
昨今、日本、もっというと韓国や中国を含めたアジアが「登山ブーム」になっています。年齢を問わず、登山人口は確実に増えています。背景は「趣味の多様化」だとか、「ファッション業界のマーケティング戦略」だとか、いろいろといわれていますが、理由はどうであれ、登山未経験の若年層(39歳以下)が山を始める際のハードルが高いという現状があるのです。
では、なぜ未経験者の若年者層にとってハードルが高いのでしょうか?これは、ベテラン層がビギナーに対し、「山をなめるな」と言い、新参者を拒むからでしょうか。それともマスメディアが「山岳遭難事故」を大々的に取り上げ、「山は恐いもの」という負の印象を与え、そのイメージを持った登山未経験者の子を持つ4~50代が自らの子や周囲に対し「山は恐いから辞めときなさい」と制止するからでしょうか。それとも、登山用品の多くは高く、所得の低い若年層が手を出しにくいからでしょうか。
仮にこのような理由を仮説とすると、山頂caféの進むべき道は決まってきます。すなわち、
(1)若年層のビギナーを積極的に受け入れ、(2)正しい安全登山の知識を身につけることができ、(3)登山を始める際のコストを削減してあげることができ、(4)仲間をたくさん作ることができる、そんな受け皿的なサークルを目指すことではないかと考えています。
(次回ブログに続きます)
菅谷美香 (水曜日, 14 5月 2014 15:45)
登山歴2年目ですが今まで高尾山と富士山1回ずつしか行けてません。
平日休みで友人とも時間が合わないし。
もっと登山グッズ&登山服活用したいです(*・∀・)
36才と年齢が上の方かも知れませんがよろしくお願いします。